授業に活かす環境教育
四つの分野 三つの観点

幅広い領域にわたる環境教育を四つに分類しました。「自然・生命」「エネルギー・地球温暖化」「ごみ・資源」は、『21世紀環境立国戦略』(平成19年閣議決定)が掲げた持続可能な社会の三つの側面と対応しています。持続可能な社会の形成のためには、国際理解と協調、社会参画などが重要であることから「ともに生きる」を加えました。四つの分野それぞれが目指す学びの成果を「気づき・理解」「技能・行動」の二つの観点から示しています。全分野に共通する成果として「思考・判断」という観点があります。

学校における環境教育は、生きる力の一要素である「自ら課題を見つけ、学び、考え、主体的に判断し、行動し、問題を解決する資質や能力」を向上させることによって、生きる力の育成と結びつけることが重要です。

持続可能な社会に向けた人づくり
  • ともに生きる「共生社会」(別ウィンドウ)
  • 自然・生命「自然調和型社会」(別ウィンドウ)
思考・判断

日常の中でふだんは見過ごされている様々な問題を発見し、関心を持つことで、環境と自らの生活を結びつけて考えることができる。

日常生活の中に潜む問題が、地域や地球規模の問題と深く関係していることを知り、互いのつながりを考えることができる。

テレビや新聞・雑誌、インターネットから情報を得るとともに、それらの情報を鵜呑みにせず、批判的に考えることができる。

様々な教科での学習を相互に関連づけ、環境や環境問題を多角的な視点から考えることができる。

  • ごみ・資源「資源循環型社会」(別ウィンドウ)
  • エネルギー・地球温暖化「低炭素社会」(別ウィンドウ)

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