総合的な学習の時間ふるさと敦賀塾スペシャルセミナー
「100年後の敦賀で世界遺産候補は何か」

基にしたモデル的なプログラム川は自然の宝箱
作成団体多摩市立連光寺小学校
実証協力校等 学校法人嶺南学園敦賀気比高等学校付属中学校
SDGsの要素
ESDの要素
能力/態度

● プログラムの概要

敦賀市は自然が豊かであり、ラムサール条約に登録された「中池見湿地」がある。一方、エネルギーを供給している「原子力発電所」もあり、福島原発事故以降、原発に対して不安を抱えている市民も多い。
本プログラムは、「100年後の敦賀で世界遺産候補は何か」をテーマとし、「中池見湿地」と「敦賀原子力発電所第一号機」を候補に、それぞれの特徴を調べ、生徒自身の思いや考えを踏まえて生徒同士の話し合いを行う。また、地域の人々の情報を加え、最終的に候補となる場所を決定し、その理由を含めて説明を聞き合う授業を行う。
1年生から3年生が連携して、縦割り班で取り組む。

● プログラムの目標

  • 人・もの・自然との繋がりと広がりを理解し、それらを総合的に考える習慣を身につける。
  • 人・もの・自然と自分との繋がりに関心を持ち、それらを尊重し大切にする態度を養う。
  • 見通しや目的意識を持って未来像を予測・期待し計画する姿勢を育てる。

● 参加者の声

(生徒)

  • この先敦賀はどう発展するのか。また、どうすれば発展していくのか知りたい。
  • 敦賀発電所一号機のこれから廃炉に向けてどうやって行っていくのか。代わりになるものはあるのか興味がある。

(先生)

  • 総合の授業のあり方について改めて考えることができた。今自分たちの暮らす地域が持続発展するためには、どのようなことが必要なのかを意識して授業するよう努めた。

● プログラムの流れ

1・2時間目敦賀の魅力
3・4時間目敦賀の世界遺産候補は? (気比神宮、気比の松原、中池見湿地、敦賀原発一号機の建物、金崎宮)
5・6時間目敦賀発電所一号機のここがすごい
7時間目中池見湿地のここがすごい
8・9時間目究極の選択「世界遺産にするなら中池見湿地か敦賀発電所一号機か?」