人にやさしく 自然にやさしく

〜環境といのち〜

基にしたモデル的なプログラムくらしマイレージ講座
作成団体NPO法人 環境ネットワークくまもと
実証協力校等 羽島市立正木小学校
SDGsの要素
ESDの要素
能力/態度

● プログラムの概要

地球温暖化の原因やその改善策をきちんと理解し、自分の問題として受け止め、自分にできることを見つけ、実践する児童を育む。地球温暖化が、自分の生活に深く結びついていることに気づき、その進行を防ぐための方法を考える。地球温暖化の原因であるCO2を減らすために、当たり前に使用している電気などのエネルギーの使用を減らすことの重要さを理解する。「省エネ」をテーマに「自分には何ができるのか」の課題を設定し、夏休みに取り組み、結果をまとめ、仲間に発表する。仲間の発表を共有することで、いろいろな省エネ活動があることに気づき、継続して省エネに取り組む意欲を育む。また、他の学年や保護者や地域の人に発信し、みんなで省エネに取り組んでいくことを提案する。

● プログラムの目標

  • 地球温暖化は身近にも影響を及ぼしていること、自分達の生活にも深くつながっていることを理解し、自分達の問題であると受け止め、当事者意識を育む。
  • 地球温暖化を防止するために自分に何ができるかを知り、考え、実践し、発表するという学びを積み重ねることで、「継続して取り組む」意欲を育む。
  • 発信することで、他者に伝えるコミュニケーション力、参加する態度を育み、みんなで共に行うことで、多面的に課題解決を導く力を育む。

● 参加者の声

  • 節電とか、そういうことを1人でやっていても省エネにならないと思っていたけど、1人だけでもやれば変わると思い始めました。省エネに興味がでてきました。
  • みらいの子どもたちのために、電気をあまり使わないようにしていきたい。
  • 4年生にも分かりやすく伝えたし、省エネを取り組むと気持ちがいいから。
  • 地球温暖化は自分たちの地球のことだから。

● プログラムの流れ

1時間目地球温暖化はなぜ起こるのだろう
2時間目地球温暖化を防ぐにはどうしたらいいのだろう
3時間目家の中でどれくらいの電気を使っているのだろう
4時間目自分にできる省エネを考えよう
夏休み家で省エネ活動に取り組む
5時間目発表会準備
6・7時間目中間発表
8時間目学校でできる省エネを考えよう
9時間目次世代エネルギーについて知ろう
冬休み家で省エネ活動に取り組む
10時間目発表会準備
11・12時間目 学習発表会