里山の恵みと暮らしを伝えよう!

基にしたモデル的なプログラム自然の恵み(生態系サービス)を活用する体験学習(いぐねの学校)
作成団体国立大学法人宮城教育大学 小金澤研究室(仙台いぐね研究会)
実証協力校等志子部地区モデル交流体験事業実行委員会、特定非営利活動法人ECOフューチャーとっとり、環境教育事務所Leaf
実証団体等 志子部地区モデル交流体験事業実行委員会
SDGsの要素
ESDの要素
能力/態度

● プログラムの概要

自然と共生する中山間地域の暮らしには、持続可能なライフスタイルの知恵が詰まっているものの、それを伝承する機会や担い手が課題となっている。そこで、街の子どもが山里の集落に出かけて、地元住民と交流しながら地域の伝統料理づくりを体験し、そこから見えてくる “まちと農村” “昔と今の暮らし” について理解すると共に豊かな心を育む機会とする。そして、中山間地域の魅力(人、暮らしの知恵、環境など)や課題を、まちの人たちに向けて発信する。

● プログラムの目標

  • 伝統料理づくりの体験を通して、昔から継承されてきた暮らしや知恵、自分達の生活との違いを体感する。
  • 中山間地域に暮らす地元住民との交流を通して豊かな心を醸成するとともに、山里の暮らしの営みや地域課題について理解を深める
  • 食と暮らしをテーマに、地域の魅力や課題を他者(家族、まちの人など)に伝える。

● 参加者の声

  • みんなで協力してかま焼きを作って食べ て楽しかった。
  • 私たちはかぶとかもちとか、ほとんど買って食べるけど、志子部の人は自分たちで作ってすごいと思った。
  • 志子部のいいところを知ったから、わたしの地元のいいところを調べたいと思った。

● プログラムの流れ

1時間目地域を探検しよう
2〜6時間目伝統料理「かま焼き」をつくろう
7時間目伝統料理を味わおう
8・9時間目地域の暮らしを伝えよう①
10・11時間目地域の暮らしを伝えよう②