昔ながらの暮らしから考える私たちの暮らし

基にしたモデル的なプログラム自然の恵み(生態系サービス)を活用する体験学習(いぐねの学校)
作成団体国立大学法人宮城教育大学 小金澤研究室(仙台いぐね研究会)
地域プログラム化メンバー山村留学センター「三瓶こだま学園」(大田市教育委員会)、公益財団法人しまね自然と環境財団、島根県立三瓶自然館サヒメル
実証協力校等 山村留学センター「三瓶こだま学園」
SDGsの要素
ESDの要素
能力/態度

● プログラムの概要

現代の生活は、利便性や快適性が追求された機器やエネルギーに囲まれているため、人間関係が希薄化したり暮らしの中で創意工夫する機会が減少している。本プログラムは、国立公園三瓶山の雄大な自然が広がる農山村を舞台として、小・中学生が地元住民といっしょに、竈や囲炉裏、箱膳など、地域に伝わる昔ながらの生活を体験し、伝統的な暮らしの中にある知恵や工夫について理解を深める。そして、自然環境と人間の暮らしのつながりから自分たちのライフスタイルを見つめ直す。

● プログラムの目標

  • 竈や囲炉裏、箱膳、五右衛門風呂などを利用して昔の生活を体験し、自分達の生活との違いを 見つめ直す。
  • 子ども達だけで力を合わせて生活し、お互いを思いやり協力する姿勢を養う。
  • 地域住民から昔の暮らしについての話を聞き、昔の生活の中にある知恵や工夫、思いやりを感じる。

● 参加者の声

  • 昔の人の生活はとても大変だと思う。
  • 物を大切にしたいということと、むだづかいしないということ。
  • 自分は失敗したことがたくさんあるけど、三歩進んで二歩さがることを教えてくれて勇気をもらいました。

● プログラムの流れ

1時間目昔暮らしを体験しよう①
2〜5時間目昔暮らしを体験しよう②
6時間目昔暮らしを体験しよう③
7時間目昔の暮らしについて話を聞こう
8〜10時間目昔暮らしを体験しよう④
11時間目今昔の暮らしを比べてみよう
12時間目昔暮らしから学ぶライフスタイルを実践しよう