カメラと探検 〜探して、伝える、ぼくらの宝!〜

基にしたモデル的なプログラム里山たんけん隊
作成団体特定非営利活動法人きんたろう倶楽部
地域プログラム化メンバー北海道ブロック 平成26年度持続可能な地域づくりを担う人材育成事業に係るESD環境教育推進委員会
実証協力校等 東川町立東川第二小学校
SDGsの要素
ESDの要素
能力/態度

● プログラムの概要

北国の身近な自然の豊かさや、そうした自然が人々の営みと多様な関わりを持っていることを、過去の写真や地域の人々の話などを通じて理解する。そして実際に、身近にある地域の自然を探検・撮影し、写真や撮影した思いを他の児童と共有するなかで、地域の大切なものについて考える。撮影した写真を用いて、地域の人々や未来の世代に向けて、自分たちの残したいものを地域の宝として発信・共有する。

なお、本プログラムでは写真撮影に必要な能力や、「記録として残る」という写真そのものの特性を効果的に活用して、観察力・表現力・伝達力・受信力を育む。さらに、プログラム全体を保護者や地縁団体、市民団体等と交流、協働して取り組むことで、自分たち自身が地域の伝承者になれることに気づくように促す。

● プログラムの目標

  • 地域の自然環境を未来に受け継いでいく。
  • 身近な自然から自分が大切にしたいものを見つけ、表現し、共有することを通じて、地域の自然環境と人の関わりを大切にする態度を養う。

● 参加者の声

  • 普段遊んでいる場所も、テーマを持って写すと気づきが増えてもっと撮りたくなった。
  • 昔より良くなった面もあれば、損なわれた面もあることに気づき、今以上に地域の自然を大事にしようという気持ちになった。

● プログラムの流れ

1・2時間目身近な自然の成り立ちと人々の関わりを知ろう
3時間目探検の準備をしよう
4〜6時間目探検して、自分の宝ものをさがそう
7・8時間目見つけた宝ものを共有しよう
9・10時間目発表のための資料をつくろう
11・12時間目地域の人たちと宝ものについて話しあおう