水から学び、みずから考える私たちのまち

基にしたモデル的なプログラムさまざまな視点から水について考えよう 〜水の総合学習プログラム〜
作成団体教育開発研究会
地域プログラム化メンバー北海道ブロック 平成26年度持続可能な地域づくりを担う人材育成事業に係るESD環境教育推進委員会
実証協力校等札幌市立清田小学校
SDGsの要素
ESDの要素
能力/態度

● プログラムの概要

北海道や地球上の水資源の利用状況などを踏まえ、産業や歴史などを通じて地域の水資源について学ぶ。さらに体験や対話などを通じて、私たちの生活や産業には水資源が不可欠であることや、使うことができる水は有限で、世界的には希少であることに気づく。

次に地域の水環境を支える様々な人の取り組みや思いを聞き、自然環境が持つ機能を調べることで、自分たちが住んでいる地域の生活や産業と水の関わりを再確認し、学んだことを協力してまとめる。

最後に、自分たちが住んでいる地域の将来の水環境をみつめ、できることを計画し、小学校の他の学年や地域の関係者に対して発信する活動を行う。

● プログラムの目標

  • 地域の水資源の保全に取り組むために、児童が、北海道は水と関わりの深い地域であることを知る。
  • 水についてさまざまな観点から理解を進め、関わり方を見直し、自分たちでこれから取り組むべきことを考え、計画する能力・態度の育成を目指す。

● 参加者の声

  • 飲料メーカーがあるくらい、この地域が水に恵まれていることが分かった。
  • 緑のダム」が身近にあることに驚いた。森林と土を守ることが大切だと思った。
  • 温暖化防止も水を守ることにつながることに気づいた。

● プログラムの流れ

1・2時間目地域と水の関わりについて情報を共有しよう
3時間目私たちが「使う」水について考えよう
4〜7時間目水とのつきあい方を考えよう
8〜10時間目取り組んだことや考えたことをまとめよう
11・12時間目まとめたことを発表しよう