私たちのみはまの海を考える

基にしたモデル的なプログラム身近な「水」と「生き物」のつながり干潟の生き物観察から世界をみよう!
作成団体特定非営利活動法人くすの木自然館、一般社団法人アーバンネイチャーマネジメントサービス
実証協力校等和歌山県立みはま支援学校、和歌山県立自然博物館
SDGsの要素
ESDの要素
能力/態度

● プログラムの概要

学校周辺の豊かな海岸で生物観察と調査を行い、過去の記録と比較して変化の様子を考察する。その際に温暖化の推移や近隣の森林の荒廃、地元漁業の問題を考え、海の生き物の変化や多様性の変化を学ぶとともに、人と自然の関係や自分たちの暮らしとの関わりについて考え、今後の環境変化の予想と個人でできる取組について学び、多くの人に知ってもらう必要性を実感する。その方法として口頭発表やポスター発表を通じてまとめ、伝えることの大切さと喜びを実感する。

● プログラムの目標

  • お互いに協力し、個性を尊重しあい、ひとつの作業を最後までともに行う。
  • 海の生き物の多様性と関わり合いと進化について学び、実感するとともに地元の海の豊かさを確認する。
  • 過去と現在の生物の変化を知り、原因を探って問題があれば解決策や対応策を考える。

● 参加者の声

  • これまで以上に多くの生物を観察できたこと、サンゴを確認できたことが大きな収穫でした。
  • みはまの磯がとても生き物の多い場所だということがわかった。
  • 温暖化の影響で毒のある生き物が出てきたりしている。

● プログラムの流れ

1・2時間目フィールドワークの準備と生き物の探し方
3〜5時間目フィールドワークとその後の解説
6〜11時間目全校集会(口頭発表)と文化祭(ポスター発表)に向けたまとめ
12時間目全校集会(口頭発表)と文化祭(ポスター発表)