緑のカーテンからはじめよう

〜私たちの暮らしと太陽エネルギー〜

基にしたモデル的なプログラムみどりなライフ!〜みどりのカーテンで始めよう身近なエコ活動〜
作成団体シンプル&スローライフの会
地域プログラム化メンバー掛川市立西郷小学校、掛川市 環境政策課、NPO 法人WAKUWAKU 西郷、OMソーラー株式会社、NPO法人アースライフネットワーク
実証協力校等掛川市立西郷小学校
SDGsの要素
ESDの要素
能力/態度

プログラムの概要

緑のカーテンは、ツル性の植物で窓や壁を覆い、太陽光を遮ることによって夏季の室温上昇を抑える効果がある。最初に太陽光が大きなエネルギーを持っていることを、ソーラークッカーを用いた調理で体感する。その後、ツル植物を栽培し、成長の様子を観察するとともに、植物が繁茂した後に緑のカーテンの効果を測定する実験を行う。これらの活動を通じて、自然エネルギーの活用と制御の方法を学び、生活の中に太陽エネルギーや緑のカーテンを進んで取り入れようとする態度を養い、行動に結びつける。

● プログラムの目標

  • ソーラークッカーによる調理を行い、太陽光を鏡で集めると大きな熱を得られることに気づき、自然エネルギー利用の可能性と方法・技術を学ぶとともに、日常生活の中で利用できるか考え、実践する。
  • ツル性植物を協力して育て、植物の成長を、季節、天候、気温、時間などと関係づけながら見守ることにより環境とのかかわりを考え、自然を愛護する態度を育てる。
  • 緑のカーテンが夏の気温上昇を抑制することを観察し、植物による遮蔽や蒸散の効果を理解するとともに、植物の大切さに気づき、暮らしの中に植物を取り入れるなど環境に配慮した生活の実践ができるようにする。

● 参加者の声

  • 私は、太陽の光でホットケーキがやけるなんて思ってもいなかったです。太陽の力はすごいんだなと思いました。
  • 太陽の力など分かりました。これからは、ここは温かいかな、などを考えてすごしていきたいです。
  • このじゅ業で太陽エネルギーとくらしのかん係がよく分かりました。また調べてみたいです。

● プログラムの流れ

1・2時間目日をさえぎる・取り入れるくらし
3・4時間目緑のカーテンとは何か考えよう!
5時間目緑のカーテンをつくろう!〜種をまく〜
継続緑のカーテンをつくろう!〜育てる・ 観察する〜
6・7時間目種をとっておこう!〜来年へ、地域へ “恵み”のおすそわけ〜
8〜10時間目ふりかえり・まとめ