私たちの新校舎:コミュニティ・ルームをもとに 北川副町について考えよう

基にしたモデル的なプログラム目指せ!特級エコガイド〜冬の校舎の秘密劇的改造エコブリッジビフォ—アフター〜
作成団体豊田市立土橋小学校
地域プログラム化メンバー佐賀大学、佐賀市立北川副小学校、北川副地域学校運営協議会、佐賀ユネスコ協会、特定非営利活動法人 温暖化防止ネット、佐賀県環境課、佐賀市教育委員会、特定非営利活動法人地球市民の会
実証協力校等佐賀市立北川副小学校
SDGsの要素
ESDの要素
能力/態度

● プログラムの概要

実証協力校である北川副小学校は今年度、新校舎が完成する。この校舎は、環境やUD(ユニバーサル・デザイン)に配慮したすばらしい建物となっている。また、文部科学省のコミュニティ・スクール指定校であるために、地域住民も利用することのできる多目的室として「CR(コミュニティ・ルーム)」を新設している。子どもたちには、旧校舎と新校舎を比較しながら環境に配慮されている点を学ぶとともに、CRの有効な活用方法を考えながら、ひいては自分たちの地域である北川副町について学ぶプログラムである。

● プログラムの目標

  • 校舎改築となった新校舎を教材にし、新校舎は地域のさまざまな願いがこもっていることや、環境に配慮していること、UD(ユニバーサル・デザイン)であることなどを理解することができる。
  • 新校舎内のCR(コミュニティ・ルーム)の存在に気づき、その活用について模索しながら、地域との連携の必要性や大切さを考えることができる。
  • 理解したことをさまざまな方法でまとめ、いろいろな人にその内容を伝えることで、伝えることの喜びとその成果に気づく。また、更なる学びへの意欲を高める。

● 参加者の声

  • 教室の中が佐賀県の木でできていました。ぼくはこの教室にいると人間が自然を大切にするのは自分たちがその一部なのだから当たり前なんだと思いました。
  • 新しい校舎は僕たちが夏でも勉強しやすいように熱さ対策がされています。この校舎へのたくさんの人の思いに報いるために、温暖化がこれ以上進まないようにさせなければならないんだと思いました。

● プログラムの流れ

ステップ1新校舎って、どんな校舎になるのだろう
ステップ2どんな校舎だといいのかなあ
ステップ3新校舎の秘密を教えてもらおう
ステップ4見学してみよう
ステップ5学んだことを伝えよう
ステップ6新校舎で学ぶ時のルールを考えて、実行しよう
ステップ7家庭や地域でも活用できる内容はないだろうか