川から環境をかんがえよう

基にしたモデル的なプログラム命の水ー開発途上国の子どもの問題を「水」を通して学ぶー
川は自然の宝箱
作成団体愛知国際理解教育ステーション(AIS)、多摩市立連光寺小学校
地域プログラム化メンバー綾町照葉樹林文化推進専門監、南九州大学、ドリームトライ、多文化共生ネット九州、宮崎県地球温暖化防止活動推進センター、特定非営利活動法人宮崎文化本舗、一般社団法人てるはの森の会
実証協力校等小林市立永久津小学校
SDGsの要素
ESDの要素
能力/態度

● プログラムの概要

清流永久井野川と自然豊かな自分たちの環境について知り、世界の子ども達の水環境と比較する。自分たちの環境が当たり前の環境ではなく、世界には、水道の蛇口をひねればきれいな水を手軽に使える、恵まれた環境にいる子どもたちは少ないことを学習していく。最終的に恵まれた環境の永久津地区のきれいな水を守るために自分たちができることが何かを考え、調べたことを取りまとめ発表することで知識を定着させる。また、永久井野川の水質調査を行うことで水について一歩踏み込んだ学習とする。

● プログラムの目標

  • 人と自然との関係を考えるきっかけとする。
  • 体験活動を通じて周りの自然に気づく。
  • 途上国の子どもの現状を知り、関心を持つ。
  • 自分の生活と関連付けて、今後の生活に生かす。
  • 学習した事を取りまとめ、アクションプランを作りあげる。

● 参加者の声

  • わたしたちは平和だから水が使える。水を大切にしよう。 (児童)
  • 最初は、どの国にもきれいな水があると思っていました。 (児童)
  • 家ではマキでお風呂を沸かしている。山の木を伐り使いながら、川を守るのが良いと思う。 (児童)
  • 学習内容をいろんな角度からとらえ、子供たち一人一人に考えを持たせることができたと思います。担任がする授業と違い、子供たちが自主的に活動したり考えを深めたりする場面が多くあり、とても新鮮でした。 (先生)

● プログラムの流れ

1・2時間目地元の川を調査しよう!
宿題 感じたことをまとめてみよう
3時間目世界の水事情について知ろう
4時間目世界の水事情について知ろう
5時間目ふりかえってみよう!
6・7時間目きれいな水を守るためにはどうしたらよいか、調べてみよう
8時間目発表し、皆で水の大切さを知ろう!