地球の仲間とつながろう 森の人「オランウータン」と一緒に生きる喜びを

基にしたモデル的なプログラム地球の仲間たちの声を聞こう!
作成団体アイシン精機株式会社
実証協力校等秋田県大仙市立清水小学校
実証団体一般社団法人あきた地球環境会議
SDGsの要素
ESDの要素
能力/態度

● プログラムの概要

21世紀に入ってもなお、世界では自然環境の荒廃、地球温暖化による異常気象、生態系破壊等の様々な問題が存在する。この多様な問題の解決には、自ら課題を見つけ、学び、考え、客観的に判断し、協力しながら行動する力が必要である。本プログラムでは、世界中で拡大している森林伐採等の環境破壊で影響を受けている生物の中から、絶滅危惧種のオランウータンを題材に、人間と生き物の関係を理解し、持続可能な社会はどうすれば実現できるのかを学ぶ。海外の環境問題に対し、日本にいる自分たちができる事や、豊かな自然と生き物を守る為の仕組みの構築を考える内容とし、将来目指すべき地球の姿や社会の実現に向け、主体的に取り組む力を習得する。

● プログラムの目標

  • 人間の日常の暮らしは、あらゆる生き物と共存していることに気付き、その生き物の立場になって考えることで「命の大切さ」を学ぶ。
  • 世界中で人間が引き起こしている環境破壊による絶滅危惧種の存在を題材に、その要因や各問題を多面的に理解する。
  • 世界に目を向け、人間と生き物が平和に暮らすためには、何が問題か、何が大切かを整理し見直すことで、今後の環境に配慮した持続可能な社会の在り方を考え、問題を解決しようとする人材の育成を目指す。
  • 参加児童がプログラムの成果を、家族や地域と共有することで、持続可能な地域社会の形成や継続的な環境保全に向けた一歩を踏み出す。

● 参加者の声

  • 今、絶滅危惧種となっている生き物は、昔たくさんいたのに、いつのまにかいなくなっていることを知り驚きました。また、世界の人々が絶滅しそうな動物を保護しているということも学び、ぼくもやってみたいという気持ちになりました。特に、イヌワシを見てそう思いました。動物を良く知るということから始めたいです。

● プログラムの流れ

1・2時間目ゲームを通じて、動物の気持ちになってみよう(シンパシーワークショップ)
3・4時間目世界でおこっている現実絶滅危惧種・オランウータンが教えてくれること
5・6時間目パーム油を通して社会のルールを考えてみよう
7・8時間目地球の仲間たちの声を聞こう!