観光地の嵯峨嵐山を体験・調査・参画しておくれやす。

基にしたモデル的なプログラム公園、探検・発見・ほっとけん!…誰が?
作成団体名幕張ベイタウンにエコパークをつくる会
実証協力校等京都市立嵯峨中学校2年生(6クラス)
SDGsの要素
ESDの要素
能力/態度

● プログラムの概要

中学校2年〜3年生にわたってのプログラムです。地域の環境課題について現地調査・発表を行うプログラムです。さらに、地域の国有林や河川等における個別の環境課題について官公庁・大学・地域の方などから事前学習を行ったうえで現地体験を実施します。また、エコを意識したお土産物を企画し、商品化・委託販売をします。これら一連の学習を通して学んだことを発信する機会として、地域の環境保全や観光振興についてアピールするパレードを企画・実施します。

● プログラムの目標

地域独自の景観は、長い歴史に育まれたものであることを多面的にとらえ、地域の川と自然・文化・経済との密接な関わりを理解するとともに、それらを保全するために必要な努力や計画性、多様な主体との連携・協力について認識し、地域の望ましい未来像を考え、主体的に活動できるようになることが目標です。

また、地域社会に貢献する自覚をもって行動する体験を経て、達成感や成就感さらに自己有用感を得ることにより、地域社会づくりの主体者となる資質や能力を育みます。

● 参加者の声

嵐山を守るためにも、今、嵐山が抱える 問題等を知ってもらい、少しでも守らなければならないと思ってもらえれば、嵐山はよりよくなると思う。昔の人が守ってきたこの自然を次の世代として受け継いでいけるようにしていきたい。

● プログラムの流れ

<2年生>
1・2時間目地域の環境課題に関するレポート
3〜27時間目環境壁新聞の作成
28〜34時間目嵐山フィールドワーク

<3年生>
1〜7時間目地域生態系における外来種の影響に関する学習
8〜22時間目嵯峨嵐山エコ土産の企画作成
23〜43時間目「嵯峨中パレード」で環境保全を訴える

<生徒会>
植林植樹