西鳥の海に行こう

基にしたモデル的なプログラムふるさとのきれいな海を守ろう!
川は自然の宝箱
身近な自然と「水」と「生き物」のつながり
作成団体名環境ボランティアサークル亀の子隊/多摩市立連光寺小学校/特定非営利活動法人くすの木自然館
実証協力校等阪南市立西鳥取小学校2年生(1クラス)
SDGsの要素
ESDの要素
能力/態度

● プログラムの概要

小学校の3年生がする「西鳥の海」の発表会に参加した2年生が、学習の見通しを持ち、アマモの種まきをし、海に返すプログラムです。その間に、アマモ場周辺に集まるさまざまな生き物の生態を知ることができます。そして、海苔づくりやイカナゴ釘煮などの地域の食文化や地域の方との交流で学んだことを他学年や地域に発信すると共に、地域の方と協力してアマモ場再生に取組みます。

● プログラムの目標

「海のゆりかご」といわれるアマモ場の観察により、生物の多様性やつながりを体感することができます。また、人々の生活と海との関係(相互性)に気づき、日常生活において自然環境に配慮しようとする意識を育てます。さらに、地域のアマモ場再生の取組に学校として参加することで、地域の一員であるという意識を育み、地域の方との交流を深めます。そして、地域の自然と人のつながり、地域の文化、自然への愛着などの価値観を身に付けることができます。

● 参加者の声

3年生の発表はくわしくて、大阪湾の事がよくわかりました。おもしろい魚がいっぱいいることがわかったので大阪湾の海を大切にしようと思っています。

● プログラムの流れ

<2年生>
1時間目3年生の「西鳥の海」の発表を聞いて、アマモの種をもらおう
2・3時間目アマモの種まきをしよう
4・5時間目「チリメンモンスター」をさがそう
6・7時間目海藻おしばをしよう
8・9時間目いかなごの釘煮、海苔、寒天づくりの話を聞いて食文化を知ろう
10・11時間目「あまもんのプカプカレター」を書こう
12・13時間目アマモの植え付けをしよう

<3年生>
1・2時間目アマモの花枝取りをしよう
3・4時間目アマモの種取りをしよう
5〜7時間目「西鳥の海」新聞を作ろう