公園・発見・ほっとけん

基にしたモデル的なプログラム公園、探検・発見・ほっとけん!…誰が?
作成団体名幕張ベイタウンにエコパークをつくる会
地域プログラム化メンバーELCoの会/環境パートナーシップちば、千葉県環境生活部環境政策温暖化対策 推進班、千葉県教育庁教育振興部指導課、千葉県環境研究センター、認定NPO法人ESD-J
実証協力校千葉市立打瀬中学校
SDGsの要素
ESDの要素
能力/態度

● プログラムの概要

生徒たちの生活に身近な存在である公園ですが、世代や性別に応じて多様な利用目的があります。このプログラムでは地域の公園がどのように利用され、維持管理されているのか、NPOの話を聞いて知り、実際の現場を観察することで、現在抱えている公園の課題点や、問題点を考察します。観察では、グループごとにiPadを使って写真を撮り、教室に持ち帰って撮影した写真を議論しながら選び、コメントをつけます。生徒たちのアイディアをFacebookを通じてインターネット上に公開し、地域の大人がそれを受けて評価し、実践することで、よりよい地域づくりにつなげます。

● プログラムの目標

  • まず、地域の公園の利用調査や管理の背景を知ることを通して、公園の役割や課題を知り、その解決方法を考えます。またその活動を通して、社会参画への意欲を高めます。
  • 地域の特色に合った理想の公園を考え、自分たちにできる行動を起こすことで、地域社会に参画し地域の発展に努力しようとする態度を養います。
  • 世代間の公平を考えるきっかけとするため、異なる世代の考え方に触れます。
  • 情報機器の扱い方、情報発信活動を通じてメディアリテラシーを養います。

● 参加者の声

  • エコパークにはたくさんの生き物がいるのが分かった。
  • ベイタウンで環境問題に取り組んでいるところがあって驚きました。地域や世界の問題について知らなくちゃいけないと思いました。
  • あまり地域のことを知らない人たちに地域のことを伝えたいです。

● プログラムの流れ

1時間目公園にはどんなものがあるのだろう
2時間目地域と世代について考えてみよう
3時間目公園は誰が管理しているのか
4・5時間目公園を観察しよう
6時間目公園の「魅力」「改善点」を発表
7時間目公園の魅力と改善点を考えてみよう
8時間目調査や話し合いで分かったことを発表しよう
9・10時間目考えた理想の公園像を管理者に届けよう