東雲ピカピカESD

〜私たちが育てるコミュニティファーム〜

基にしたモデル的なプログラム公園、探検・発見・ほっとけん!…誰が?
作成団体名幕張ベイタウンにエコパークをつくる会
プログラム作成メンバーNPO法人えひめ311、愛媛大学、えひめグローバルネットワーク
実証協力校等松山市立東雲小学校、東雲公園
SDGsの要素
ESDの要素
能力/態度

● プログラムの概要

地域の人たちとの協働で、東雲公園の未利用地を「コミュニティファーム」として活用しました。東雲小学校2年生がサツマイモを育てる農業体験を通して、地域の人々とのコミュニケーション能力を育む学びの場としての創出を目指しました。草引きや水やり、収穫を通じて、循環型社会に向けた自然農法や地域の人たちとのつながりの大切さ、また、草花や土の中の生き物とのふれあいを通して生物多様性の大切さに気付くようにプログラムを設計しました。

さらに、地域防災訓練時に育てたサツマイモを食材で活用することで地域防災力の向上に役立てました。

● プログラムの目標

東雲公園の未利用地が「公園ESD」として、 地域で根付くようプログラム化します。中学生プログラムとの比較により、時間軸の違いからESD化への考察(学び直し・捉え直し)を行い、ESD評価方法の手立てとなるよう、分析・解析します。また、東雲公園を「環境学習体験の場」として活用し、地域の様々な人々が世代を越えて気軽にふれあえる場とすることで、防災・減災社会づくりにつないでいきます。コミュニティファームにおける野菜栽培を通じて、生きることの最も基本的な要素である「食」とそれを支える「農」 について学び体験し、これらの食(命)を育み・命を守る取り組みを地域住民の社会参加の場とし、地域コミュニティをより密なものとします。

● 参加者の声

取り組みに参加する前後でコミュニティファームの絵を描いてもらい比較した。取り組み後の絵では人や虫が多く描かれ、人や自然とのつながりに気づいていた。色は茶色が増えるなどより現実に近いものとなっていた。

● プログラムの流れ

1時間目これまでの活動でお世話になった人たちに感謝を伝えるためには?
2・3時間目地域の人と一緒にサツマイモ掘りをしよう
4時間目防災訓練でサツマイモのお菓子を配布しよう
5時間目にこにこ大作戦〜おいもパーティーをしよう〜